日本催眠医学心理学会

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日本催眠医学心理学会第62回大会(第2号通信)

大会テーマ「催眠と臨床現場」

 この度、第62回大会を埼玉県春日部市でお引き受けすることになりました。以前、鹿児島大会で立ち寄った店で「春日部から来ました」と話すと、店員さんが「クレヨンしんちゃんの街ですよね」と笑ってすぐに反応してくださったことを思い出します。最近では春日部で話題の飲食店がテレビで頻繁に取り上げられ、ユニークなお店を開業するパワフルな方が多い街という印象を受けます。春日部は古くは「粕壁」と表記され、日光道中の宿場町でした。今も東口にはその「粕壁」という地名が残り、蔵など由緒ある建物が散見されます。西口の新興住宅街には「春日部」という地名が使われ、古さと新しさがバランスよく融合した街となっています。郷土物産や伝統のお祭りなど昔ながらのものが残る一方、街中でジャズやクラシックの演奏会が開催され、夏期には古利根川沿いで夕涼みしながら飲食を楽しむEASTリバーサイドBarというオシャレなイベントもあります。

春日部は北千住から特急や快速で約20分、大宮からも急行で15分と、イメージよりも意外にアクセスの良いところです。催眠技法研修会、学術大会への多数の皆様のご参加をお待ちしています。日本催眠医学心理学会の大会をこの地方都市での私設相談室主催による開催で、新しい風が学会にもたらされることを期待しています。大会テーマは『催眠と臨床現場』として、会員の皆様がご自身の臨床場面で催眠を使うヒントが得られるように、様々な企画を準備しております。特別講演として、『壺イメージ療法』を提唱される田嶌誠一先生(九州大学名誉教授)をお招きし、シンポジウムでは八巻秀先生を座長にお迎えし、各現場でご活躍されている先生方から豊富な経験に基づいたお話をいただきます。また、日本の私設心理臨床の草分けである河野良和先生(河野心理教育研究所)の語る『臨床催眠のエッセンス』について、同氏に長年師事している大会長を中心として、同氏から学んだ心理臨床のコツを語らいあうミニシンポジウムを企画しております。更に、催眠や暗示についての考え方を広く一般の方にも知っていただく機会として、 鶴光代先生(本学会元理事長ならびに日本心理臨床学会理事長)に市民に向けて「臨床催眠」についての講座をお願いしています。また、懇親会では「音楽の街、春日部」にふさわしいミュージシャンの奏でる演奏に耳を傾けていただけると幸いです。それでは会員の皆様にとって有意義であり、かつ楽しく思い出に残る学会となりますように祈念いたしております。

日本催眠医学心理学会第62回大会
 大会長 阿部真里子

○ 日本催眠医学心理学会第62回(第2号通信)

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